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院長の想い

院長の想い

医院方針

人により異なる痛みの原因は、生活背景などを伺い総合的に診断

患者さまは持病以外にもさまざまなお悩みをお持ちです。
しかし勤務医時代は診療時間を十分に取れない場合があり、申し訳ない気持ちがありました。
その経験もふまえ、現在は時間を長く取り、病気以外に何か悩みを抱えていないかを伺い、対処しています。

痛みの原因は人により異なりますので、生活背景・職業などを伺ったうえで、触診、検査を行い総合的に診断しています。
痛みに関しては早期に原因を探し、緩和することが大切だと考えます。
全身の痛み止めの薬剤は体への負担が大きいため、できる限り痛みはピンポイントで突き止め、飲み薬・貼り薬やブロック注射など複数の治療法をご提案し、選んでいただきます。
その際も薬剤のメリット、デメリットをお伝えしていますが、疑問があればご質問ください。

その後、症状にもよりますが、1～2週間後に来院いただきリハビリなどを行います。
毎回、痛みの程度を測定し、基準値に達したら治療は終了となります。

私について

開業後は患者さまに対する診療時間が増え、喜びを感じています

名古屋大学大学院医学系研究科に入学した際、関節リウマチグループに所属したことをきっかけに、「日本リウマチ学会認定リウマチ専門医」の資格を取得しました。

当時は関節リウマチの薬剤がステロイド剤などと限られ、寝たきりになるケースが大半でした。
2000年以降に生物学的製剤が登場したことで、症状がどんどん改善し元気になられる患者さまの姿を見て、やりがいを感じたものでした。

ただ、この生物学的製剤は非常に取り扱いが難しいお薬です。
患者さまにより感染症や合併症を併発することもあるため、お薬を処方できる医師が限られていました。
そのため少しでも診察する機会を増やし、患者さまをもっと身近でケアしたいという想いから、開業することを決めました。

勤務医時代の経験から扱える薬剤も多く、一人の患者さまの診療時間も長く取れるようになり、開業してよかったと思っています。

患者さまへの想い

患者さま第一主義で改善するのが医療従事者の役目だと考えます

開業時にスタッフにお願いしたのは「患者さま第一主義」です。
患者さまファーストで、痛みや苦しみを和らげることが医療従事者の役目だからです。

また、スタッフとのコミュニケーションをしっかりと取ることを心がけています。
私以上に、事務スタッフや看護師が患者さまと仲がよく、病気を含めていろいろな情報を共有してくれるので、診療するうえで助かっています。
一例にリハビリの患者さまの何気ない会話から、看護師が異変を察知したおかげで、治療できたことがありました。

気をつけているのが「年齢のせいだから仕方がない」と言わないことです。
ご年配でも改善できる治療法はないか考えることが医師の大切だと考え、この言葉は医師の役目を放棄しているように思えるのです。
多彩な薬剤を採用しているのもそのためで、絞り込めば楽ですが、1剤1剤の特徴が異なり、患者さまに合う合わないがあるからです。
今後も患者さまに合った治療法を提案していきたいと考えています。